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付録A
4.2.2 パケット分割と再組立
このサブネットワーク能力により、サブネットワークの空地部分を介した伝送のためにサブネットワーク・ユーザから引き渡される大きなデータ単位の分割化が可能であるものとする。再組立は、サブネットワークの受信端局側で行われるものとする。
4.2.3 誤り回復
サブネットワーク・レベルの誤り回復のために、リジェクト(REJECT)パケット・タイプが使用されるものとする。これらのパケットは、無効パケットの再送信を行うためや、エラー応答タイムアウト状況からの回復のために、サブネットワーク・エンティティ間で送信されるものとする。誤り回復のためには、リセット(RESET)やリスタート(RESTART)は、決して使用されずリジェクト(REJECT)で処理されるものとする。航空機DTEは、リジェクト(REJECT)パケットを受け入れ、指定されたパケットを再送信するものとする。
4.2.3.1 勧告
航空機とVDLリンクを確立している地上DCEは、リジェクト(REJECT)パケットの受信でサブネットワーク・コネクションをクリアせずに、指定されたパケットを再送信すべきである。
4.2.4 コネクション・フロー制御
スライディング・ウィンドウの使用と組み合わされたDATAパケットのシーケンス番号が、受動的なフロー制御のために使用されるものとする。
4.2.4.1 勧告
明確なフロー制御のために、受信不可(RNR)パケットは使用されるべきではない。
注:RNRの使用は、明らかに次のパケットにf2(DXE受信不可)状態をクリアすることを要求する(IS08202参照ノ。)RNR及びそれに続くRRフレームは、単に確認を遅らせる以上にRFの使用を長引かせるだけであろう。
4.3 パケット・フォーマット
以下の記載を除いて、パケット・フォーマットは、IS08208の12項で規定されるとおりとする。呼設定の間、VDLでは、ファースト・セレクト・ファシリティと共に拡張フォーマットを使用するものとする。

 

 

 

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